学習指導要領「生きる力」において ESD(持続可能な開発のための教育)は学校教育の要とも言える概念となっています。ユネスコエコパークは「自然と人間社会の共生」を目的としており、その核心地域である吉野熊野国立公園には持続可能な社会について考え・行動を促す教育資源が多く含まれています。本事業では、これらを改めて学び、ユネスコエコパークを活用した特色ある学校教育を推進するとともに、教員同士の交流により当該エリアの教育等を通じた地域間の交流・連携を生み出したいと考えています。
世界遺産「紀伊半島の霊場と参詣道」が世界遺産登録20 周年を迎える今年度は「後鬼の里」天川村洞川をフィールドに名水百選の洞川湧水群や龍泉寺、鍾乳洞などを巡り、廃校をリノベーションした「てんかわ天和の里」でワークショップを行い、地域特性を活かした教育について奈良教育大学の学生たちとともに考えていきます。
開催日時 令和6年8月5日(月) 10:00~17:00
場所 奈良県天川村 洞川